予防

リステリンなどのマウスウォッシュは虫歯予防になるのか!?

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マウスウォッシュで虫歯予防?

口臭や歯周炎の予防、プラーク(歯垢)の蓄積を予防するマウスウォッシュ。歯磨きと併用されている方も多いと思います。また、その存在を知らない人もいないでしょう。ドラッグストアでもよく見かけるリステリンなどは、135年もの歴史があり、世界50カ国で使用されているほどです。日本では1985年に静岡県で洗口液として発売されました。では、マウスウォッシュは、本当に効果があるのか。そのへんのことを調べている人は少ないと思いますので、かんたんにご説明いたします。

1. マウスウォッシュは虫歯予防に効果があるのか?

1-1.口臭予防以外はよく知らない効果とは

例えば、「リステリン」の効果表示には、

  1. 歯垢の沈着予防
  2. 歯肉炎の予防、
  3. 口臭の予防
  4. 歯石の沈着予防
  5. 口中の浄化
  6. 自然な白い歯へ

と、6つの効果をうたっています。

歯垢と歯石の沈着を予防するということは、虫歯予防にも効果があるということですね。

ただ、歯垢や歯石を除去することはできません。
ここが大きなポイントです。

マウスウォッシュは、あくまでも洗口液なので、歯垢の元をとることに重点をおきたい時は、いつもの歯磨きの少し前に使用すると、だんだんと効果が発揮され、洗口後の歯磨きで、より効果的に歯垢を取り除く事ができます。

つまり、マウスウォッシュ+歯磨きというダブルケアがおすすめなのです。例えば、毎日のブラッシングをせずに、マウスウォッシュだけを続けることは、逆に虫歯になるリスクが高くなるということです。

1-2.結論からいうと100%安全ではない

なぜ安全ではないか。
それは、口の中のバクテリアを殺菌する薬剤が使用されているわけですから、飲んでも大丈夫、100%安全だとは言えません。

断言はできませんが、マウスウォッシュをごくごく飲む人はいないでしょう。

また、1日に100回も使用する人もいません。
ただ、口に含むものなので、安全面を最重要視する方は、使用を控えた方がよいかもしれません。

さらに、刺激の強いマウスウォッシュは、口内の常在菌まで殺してしまうので、それが理由で体調を悪が悪くなることもあるので、注意が必要です。

1-3.リステリンの有効成分とは?

代表的なマウスウォッシュともいえるリステリンの特徴は、歯垢の沈着や歯周病の予防、口臭にも効果を発揮する、4つの有効成分による殺菌効果です。

4つの成分とは、強い殺菌力と防腐作用が期待できる「1,8-シオネール」、歯医者さんの治療でも用いられる殺菌剤の「チモール」、消炎鎮痛剤として多く使われる「サリチル酸メチル」、はっかのような香りが特徴的な「ℓ-メントール」です。

ただ、この中の「サリチル酸メチル」は、体内に取り込むと毒性があって有害だとも言われています。

関節痛や筋肉痛の時に貼る湿布に使われている成分です。これ自体は、本来なら口に取り込むべき成分ではないと思います。

ですので、誤飲や高い頻度での使用は避けた方がよいでしょう。大人用のマウスウォッシュを幼児に使用させることも絶対してはいけません。

2.虫歯の原因菌を殺菌する

2-1.虫歯の原因とは

虫歯の原因とはとなる代表的な細菌は、「ミュータンス菌」です。この細菌は、口の中に砂糖が入ってくると、活発に働いてまず歯垢(しこう、プラークともいいます)をつくります。

そして、歯垢の中で、歯を溶かす酸をつくるのです。この酸が歯の成分であるカルシウムやリンを溶かすこと、これが虫歯になるということなのです。

2-2.虫歯の原因菌を殺菌し、歯垢(プラーク)を予防する

歯の垢(あか)と書いて歯垢(しこう)。
爪で歯をコシコシと引っかくと、白くてネバネバしたものがついてきます。
これが歯垢(プラーク)です。

最近では、バイオフィルム(ぬめり)の一種としてとらえられるようになっています。
バイオフィルムとは、細菌同士が寄り集まってスクラムを組んだ状態になってどこかにへばりついているもののことです。

このネバネバ、ぬめりの正体である歯垢は、細菌の塊(かたまり)で、ごくごく小さな歯垢(1mg程度)の中には、約300種類、数億~10億個もの細菌が棲みついているわけです。

まとめ

虫歯予防の基本は、毎日の歯みがきです。

ですが、歯の表面だけでなく、歯の隙間や歯ぐきの奥にも虫歯の原因菌や歯垢(バイオフィルム)が潜んでいます。
これらを殺菌するために、マウスウォッシュの併用も検討したいところです。

しかし、こうした虫歯予防を徹底していても、虫歯予防100%ではないのです。

お口の中の虫歯菌や歯周病菌を全て取り除くことはできません。ですので、歯科医院での検診、定期的なP.M.T.C.とご家庭での丁寧な歯みがきをしっかりと両立させることで、虫歯予防となるバイオフィルムの撃退が可能になるといえるでしょう。

ちょっと待って!! 未来歯科の見解もお読みください!

基本的にマウスウォッシュは、現代人のお出かけ用と考えて良いのです。

リステリンは、アルコール製剤ですので、収れん効果で口腔内がきれいになっている感じがしますが、
実際にはプラークが落ちることはありません。

ですので、虫歯、歯周病などの根底にある問題の解決にはなりません。

お口の中は、食べてから3分程度で酸性に一気に変化します。

この状態で歯磨きをすると、酸の中で歯ブラシをしてしまうことになり、
逆に口の中を傷つけてしまいやすくなるのです。

そんな時にすぐに効果を発揮するのが、PHコントロールです。

未来歯科でおススメしているのは
すぐにお茶や水で口の中をブクブクとゆすぐこと。
しっかり行う必要があります。

そして唇を閉じて、舌で上下顎の一番奥の歯を綺麗に磨くようにすると・・唾液がいっぱい出てきます。

野生の動物は、舌で口の中を綺麗にします。
そして強力な免疫力をもつ唾液で綺麗にするのです。

舌の舌苔と言われる苔も口の中を綺麗にする形状になっています。

舌でしっかり数分間、口の中全体を磨くように動かすと、
唾液の力で口の中は中性に近づきます。

後は、歯の間に挟まった食さと言われる食べかすを除去するだけです。

もう一つ、未来歯科でおススメしているのが
薬局で販売している食品用の重曹をペットボトル500CCの水もしくはぬるま湯にティースプーン一杯を混ぜて
その重曹水で、ブクブクを30秒以上二回以上行うことです。

それから歯ブラシしていただければ、より効果的なブラッシングが出来ますので
リステリンよりは効果が高いと思います。

特に舌の動きが悪く唾液の分泌も良くない方におススメです。

お出かけ用に、たまにはマウスウォッシュも良いですが、
この2つの方法は、古くから行われ、安全性、利便性に優れています。
もちろんブクブクできる子供さんにも、大丈夫です。

マウスウォッシュの様な収れん作用のあるものよりは、日常では安全なものを使いたいですね。

 

 

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