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大人とはまったく違う! 子供の歯と磨き方〜3分で読める簡単な予備知識

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子どもの歯の磨き方

お子様が小学生になると、歯の生え変わりが始まります。と同時に、子供の虫歯や将来の歯並びが気になる親御さんも多いのではないでしょうか。

歯科医の先生に診てもらうことが最善だということは間違いありませんが、その前に、子供の歯というものの知識を今一度確認することも必要です。

ここでは、乳歯についての簡単な基礎知識と、お子様の歯の磨き方のヒントをお伝えしますので、意外と知られていない、今から身につく、子供の歯の予備知識をご紹介します。

1.乳歯についての基礎知識

1-1.はじめに

人は乳歯と永久歯の2つの種類の歯が生えてきます。乳歯は子供の頃までで、小学校低学年頃から生え変わりが始まります。その後はほとんどの人生を永久歯とともに過ごしますが、ここでは、歯としての寿命が短い乳歯にスポットを当てたいと思います。

1-2.乳歯が生える時期について

乳歯の生え始めは、だいたい生後3~9ヶ月ぐらいですが、赤ちゃんによってかなりの差が見受けられます。その中には、生まれた時に、すでに1本生えていたり、満1歳を過ぎた頃に、ようやく1本目が生えてくるという場合もあります。

このくらいの差があるくらいですから、ご兄弟や、まわりの子供より多少遅くても、それほど気にする必要はないのでしょう。

もし1歳半を過ぎても、乳歯が一本も生えてこない場合は、一度、小児歯科を受診したほうがよいかもしれません。

1-3.乳歯は何本?でしょうか

まずは基本的なところです。小さなお子様の歯、つまり乳歯は何本生えているでしょうか。

答えは一度聞いたら覚えやすい、20本です。上の歯10本、下の歯10、合わせて20本です。この乳歯には、それぞれ名前があり、中心側から順番に、乳中切歯(前歯)、乳側切歯(前歯)、乳犬歯(前歯)、第一乳臼歯(奥歯)、第二乳臼歯(奥歯)となっています。

これら10本のすべての乳歯が生えそろう時期は、だいたい2歳6ヶ月頃が平均的です。3歳を過ぎてもそろわない場合もあります。ですので、およそ3歳半頃までに生えそろえば、問題はないといえるでしょう。

1-4.乳歯の生え変わり

だいたいのお子様が、小学生になると、ほぼ毎年のように乳歯が抜けるようになります。そして、かなりの個人差がありますが、小学校6年間で、乳歯から永久歯への生え変わりが終わるでしょう。

ここで注意したいのは、まわりと比べて乳歯が多く残っているからと、無理に乳歯を抜いたりしないようにしましょう。

生え変わりは、まず前歯(乳中切歯・乳側切歯)が抜けます。次に、乳犬歯・第一乳臼歯・第一乳臼歯と続きます。

さらに永久歯は、第一乳臼歯の奥に3本の大臼歯が生えることになります。この時、お子様のあごの発達がとても大切で、柔らかい食べ物だけではなく、煎餅やお肉など噛みごたえのある食べ物を与えたほうがよいでしょう。

歯の生えかわりで気をつけるべきことは、子供の乳歯が抜ける時期というよりも、永久歯がどう生えてくるかではないでしょうか。一般的に、乳歯の下には、永久歯が真っすぐな状態で準備しています。

いわゆる、歯がグラグラしている状態です。こうなると、無理に力を入れて乳歯を抜かずとも、時間とともに自然に抜けてしまうでしょう。これが、正常な歯の生えかわりなのです。

しかしながら、時には、本来下から乳歯を押し上げるはずの永久歯が、隣の乳歯を斜めに押し上げる場合もあります。すると、押し上げる方向が偏り、乳歯が抜ける時には、本来生えるはずの下の永久歯の場所が極端に狭くなってしまいます。

このような状態で、乳歯が抜ける場合は、これは正常な生えかわりとはいえません。ですので、お子様のすべての乳歯が、正常に永久歯に生えかわるまでは、親御さんが気にかけることと、歯科医の先生による専門的な指導やアドバイスが必要になってきます。 

1-5.乳歯は無理に抜いてよいのか

乳歯がグラグラする前に、虫歯がひどく、そのまま残しておくと周囲の歯に影響がでる恐れがある…そのような場合は、隣の乳歯や永久歯を守るために歯科医の先生が抜歯することもあります。これは医師の診断のもとの抜歯なので、もちろん問題はありません。

また、自然に抜けるのを待つと永久歯の向きが悪くなる(歯並びに悪い影響がでる)、永久歯の向きが大きく斜めに傾いて生えることも考えられる場合は、歯科でのレントゲンでわかりますので、これも歯科医の判断で永久歯を守るために乳歯を抜歯することがあります。

こうした場合を除いて、乳歯を無理に抜くことは、決してよいことではありません。理由として、その乳歯の下の永久歯の準備が整っておらず、永久歯の歯並びに大きな影響を与えてしまう可能性があるからです。

乳歯とはいえ、虫歯になってしまった場合は、治療して、乳歯が自然に抜けるのを待つべきといえるのです。

また、逆に、下の永久歯が生える準備ができているのに、乳歯が抜けずに、邪魔をしている場合もあります。これも歯並びに影響を与えてしまいます。永久歯が出始めているのに、不自然なほど乳歯が抜けない場合には、歯科医に行って相談したほうがよいでしょう。 

2.お子様の歯並びと磨き方のヒント

2-1.お子様の歯並びはとても大切です

お子様の将来的なことを考えると、歯並びは、とても重要なことです。歯並びが悪いとは、歯の位置がずれていることです。これにより、上下の歯がきちんと噛みあわなくなる可能性がとても高いのです。

もしも噛み合わせが悪くなると、ものを食べるたびに、また食べていなくても、歯に力を入れる際に、無理に噛みあわせようとします。すると、口や顎全体のバランスが崩れ、顎に過度の負担がかかります。

また、食べ物をうまく噛み切れず、飲み込むことが多くなり、内臓に負担をかけることもあります。

さらに、唾液がうまく分泌されなくなることで、歯の再石灰化も遅れ、虫歯になりやすい口内環境になってしまうこともあるのです。

ですので、やはり乳歯の時点で、虫歯にならないようにしっかり予防をすることが大切なことなのです。 

2-2.虫歯予防に、楽しく歯磨き

お子様の乳歯を虫歯から守るために、しっかりとした歯磨き習慣を身につけましょう。

それまでは、お子様の歯磨きの後に、親御さんが仕上げをきちんとしましょう。奥歯や上の歯、歯の裏側を丁寧に磨いて仕上げましょう。

また、お子様が積極的に歯磨きできるよう、歯磨き粉を何種類か用意したり、大人と一緒に歯磨きしたり、鼻歌をして磨いたり、楽しくできる環境を用意する工夫もしてみましょう。

以下は、一般的にいわれている正しいブラッシングの方法です。

  • 全体的に何となく磨くのではなく、1本1本、確実に磨いていく。
  • 歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角(90度)に軽くあてて、力を入れすぎず、大きく動かすのではなく小刻みに、軽く振動させるように磨く。
  • 横だけでなく上下にも歯ブラシを動かし、歯ブラシも横向きだけでなく(常に一定方向に磨くと確実に磨けていない部分ができます)、上下左右、またグルグル回すように磨く)。子供の歯磨きに有効です。
  • 毛先が開いた歯ブラシでは、歯磨きの効果が激減しますので、早めに交換しましょう。

以上が一般的に正しいといわれる歯の磨き方です。ですが、歯並びや歯の特性など、人それぞれ異なる場合がありますので、お子様の永久歯が生え揃ったら、歯科医で自分に合った歯磨きの仕方を指導してもらうことも必要だと思います。

また、しっかりと磨けているつもりでも、虫歯になることがありますから、最低でも半年に1度は歯科医で定期的な健診を受けて正しい歯磨きが出来ているか、チェックしてもらうことをおすすめします。

まとめ

大切なお子様の歯の健康のために、いますぐ身につく乳歯の基礎知識と歯の磨き方のコツを簡単にご紹介しました。

ですが、もしもお子様の歯で、ご心配な点があれば、歯科医の先生に、きちんとした診療を受けていただくことが一番ですので、虫歯にならなくても、あまり悩まずに受診するようにしましょう。

ちょっと待って!! 未来歯科の見解もお読みください!

だいたい生後5~6ヶ月位から前歯が生え始めますので、この頃から歯ブラシを使って磨きはじめる親御さんも多いかと思います。

ですが、歯ブラシだけで汚れを取り除くことはなかなか難しいと言えるでしょう。なぜなら、前歯2本に対して歯ブラシの方が大きいため、ブラシが汚れまで届きにくいからです。また、大人と違って、やわらかい食べものを中心にあたえることから、歯の汚れ方も大人とはまったく異なります。適切な方法で取りのぞいてあげるためには歯ブラシよりも、綿棒を使ってあげた方が良いでしょう。

とはいえ、歯ブラシを使うことは意味が無いかというと、決してそういうこともなく、お口の中に歯ブラシを入れて歯茎をさわったり、歯に触ったりすることは大事なことですので綿棒と合わせて両方行ってあげてください。

なお、乳歯が全部生えそろうまでの、ちょうど二歳半くらいになるまでは、主にやわらかいものを食べますが、やわらかい食べものを食べるときには奥歯噛みとなり、顎の関節が育ちにくくなってしまいます。ちょうど五歳児くらいになると永久歯が生えてきますが、この頃には7割以上の子は大きく口を開くと、カックラカックラと音がする子が増えてきています。

前歯から生えてくることには理由があり、これは大きなものを前歯から食べさせてあげるということが大事なんです。本来はやわらかいものだけでなく、よく噛むものをあたえる必要があります。前歯でかじるものをあたえて顎の関節の発育を促すようにしましょう。

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