未分類

歯並びの遺伝を防ぐ5つの方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
歯並びの遺伝を防ぐ

歯並びは身体的特徴のひとつだから、遺伝的要素が最も影響するというのは、お子さまの歯並びに関する誤解のひとつです。

確かに遺伝的要因を否定することはできません。 しかしながら、遺伝的要素以上に、妊娠期から出産期、幼少期までのお母さまやお子さまの生活習慣が歯並びを悪くする要因になることを見逃すことはできません。

逆にいえば、それを良くしさえすれば歯並びもよくできるということなのです。具体的にお子さまの歯並びをよくするための方策をまとめてみました。ぜひご参照いただき、お子さまの歯並びをよくするための生活習慣を親子ともども身につけてください。

1.妊娠期から始まるお子さまの歯並び

0歳からの歯並び教育は、実はお子さまが生まれる前の、お母さまの妊娠期から始まっているのです。

多くのお母さまたちは、お子さまがある程度成長して、歯が生えそろってからしか、矯正は行えないとの勘違いされているようです。

ところが、妊娠中のお母さんの悪い姿勢が未来の赤ちゃんの歯並びを変えてしまうのです。

逆にいえば、妊娠中にお母さまがご自分の姿勢を意識するだけで、お腹のなかの赤ちゃんの歯並びをよくする第一歩になります。

妊娠中の座るとき、寝るときに、ちょっとだけ両手を下腹部にあて、赤ちゃんを包むようにしてあげて、座ったり、寝たりしてください。良い姿勢でも15分以上は同じ姿勢にならないことが大切です。

たったこれだけでも、妊娠中の生活が非常に楽になり、妊娠中の腰痛等を防げるとともに、お腹のなかの赤ちゃんのまだはえていない歯並びを、生まれてからよくするための準備になるのです。

ご自身の歯並びが悪いから生まれてくるお子さまの歯並びが悪くても仕方がないとあきらめないでいただきたいのです。歯並びについても妊娠期期からの予防治療が可能なのですから。

 

2. 0歳児からの歯並び教育は口唇感覚から

2-1.授乳の姿勢で変わる歯並び

赤ちゃんは、お母さまのおっぱいから下と上あごで、乳首をしごくようにしてお乳を吸います。

母乳は、その赤ちゃんの唇からの刺激によって分泌されるのです。このときの赤ちゃんとお母さまの姿勢が授乳の、そしてきれいな歯並びにするためにも大切なのです。 ほ乳瓶でミルクをあげるときも、この母乳を与えるときと同じような姿勢で与えることが大切な条件なのです。

母乳を与えるのと同じような姿勢とポジションで抱き上げる「60度抱っこ」という、抱きかかえる角度を60度に保つポジションをキープしてください。 この姿勢により、赤ちゃんは吸てつ力というお乳を吸う力が必要になり、その吸う行為が口腔内の健全な成長・発達に欠かせないのです。

 

2-2.離乳食と歯並びの関係

離乳食を与える時期や与え方もまた赤ちゃんの歯並びに大きな影響を与えます。早すぎる離乳は、赤ちゃんの吸う行為を阻害し、歯並びにも悪影響を与えがちです。

すりつぶされた流動力の離乳食は、赤ちゃんのお口にいれると自然に奥に流れていき、吸う必要もありません。

まず吸うという行為をしっかりと身につけさせるることが、赤ちゃんの健全な発育のためにも最も欠かせない条件のひとつなのです。

離乳期は、お乳から食べものへと変わるだけではなく、赤ちゃんは「吸う」から「食べる」へと、生きていくうえで最も大切な能力を身につけるのです。

生後1、2ヶ月の赤ちゃんのくちびるに指を触れると、その指の方に顔を向け、指をくわえようとしてきます。更に赤ちゃんは、口のなかに指をくわえ込み、その指をしたで包み込み、飲み込もうとします。 これらの一連の動きは、どれもおっぱいを吸うための本能的、反射的な動きです。この反射的な動きは、生後7ヶ月くらいになるとなくなります。

そして、母子手帳の生後6〜7ヶ月の項目に「離乳食を始めましたから」と記載されているように、ほ乳から離乳への移行期になるのです。 ほ乳の反射的な動きが消え、「ごっくん」と飲み込めるようになるときはが離乳食への移行期です。

ついつい成長を焦って、早期に離乳食ほ食べさせようとしてしまい、赤ちゃんが口にいれられた離乳食を舌で押し出して食べようとしないのを悩まれるお母さまもいらっしゃいますが、これはほ乳への本能的反射対応で、離乳初期には正常な反応に違いありません。

むしろ無理矢理食べさせようとすることが結果として歯並びの悪さにもつながってしまうので、くれぐれもご注意ください。

 

2-3.離乳食のスプーンの使い方で歯並びをよくする方法

離乳食は食べものを口で噛んで、ごくんと飲み込む、つまり咀嚼と嚥下を学習する、赤ちゃんにとって最も大切なステップです。

このとき、スプーンをどんな角度で赤ちゃんの口にあてるかも、その後の歯並びに大きな影響を与えるのです。

しかしながら、単なるお母さまがお子さまに離乳食を与えるその場での都合で、スプーンの角度など気にしてはいられないというのは仕方のないことなのかもしれませんが、実はこの仕方ないということが歯並びだけでなくお子さまの健康面のすべてに多大なる悪影響をもたらすことは、どんなに強調しても強調し過ぎることはありません。

スプーンはお子さまのお口の真正面、少し上から唇に優しく差し込むようにして、決して横からとか斜めからスプーンを差し出すようなことは避けてください。 毎日、毎食のことですから、これを注意するだけでもお子さまの歯並びを損なう心配は大きく減少するのです。

 

3.離乳後のおしゃぶりは厳禁

3-1.おしゃぶりが与える悪影響

離乳後のおしゃぶりほど、お子さまの歯並びにとって悪影響を与えるものはありません。 口腔内で舌が正常に動くためにもおしゃぶりは邪魔なものなのです。

アメリカの小児歯科医では、生後24ヶ月以内におしぶりの使用をやめることを推奨していますが、これも歯列に対する意識の高いアメリカでのことと考えるとたいへん参考にすべき考え方です。

日本でも、日本小児歯科学科が「おしゃぶりについての考え方」のなかで「おそくとも2歳半ばまでに使用を中止するようにする」と発表しています。 おしゃぶりを使う習慣のあるお子さまは、歯が前に突き出す傾向が高く、生後24ヶ月以上おしゃぶりをくわえているお子さまは出っ歯になる確率が高くなってしまうのです。

3-2.お子さまの指しゃぶりをやめさせる

指しゃぶりの癖が長くつづくと、出っ歯になったり、咬み合わせたときに隙間ができてしまったりする心配があります。

きれいな歯並びのためにも、3歳くらいまでに指しゃぶりの癖はやめさせたいものです。

乳歯がはえそろうころまでにはほとんど指しゃぶりはなくなりますが、それでも3歳児の約20%以上は指しゃぶりの癖があるといわれています。

指しゃぶりについては、歯並びとの関連性だけでなく、そのお子さんの心理的側面をはじめ、さまざまな方向から考慮しなければならないことはいうまでもありません。

しかし、永久歯がはえはじめても親指しゃぶりがつづくと、上あごや前歯の形状を変形させる懸念が出てきます。 親指しゃぶりは、親指を上向きに深く口のなかにいれる癖ですが、これをつづけると上の前歯が前方に出てきてしまいますし、歯茎全体が前に突出する上顎前突という状態になったり、開腔といわれる口を閉じても上下の前歯の間に隙間があいた状態になってしまいます。

舌の位置が下がって上あごの歯列が狭くなったり、あごが横にずれるなど、口もとだけでなく顔までも変形してしまうのです。この親指しゃぶりは歯並びを悪くする一方ですので、ぜひ止めさせていただきたいのです。

もちろん、叱ったり強制したりというのは逆効果ですから、お子さまをどこまでも優しく導いてあげてください。

 

4.お子さまによく噛む習慣を身につけさせる

実は、よく噛む習慣は離乳食の段階から培われるものです。ただ食べものをスプーンで押し込まれるように与えられた子どもさんは、噛む、飲み込むという咀嚼が苦手になってしまいます。

前歯で噛み、引きちぎり、奥歯で噛みつぶすという、一連の噛む作業のなかで食べものの噛み応えを楽しむ習慣をつけていただきたいのです。

よく噛むことで、あごが健全に成長して、結果として歯並びがよくなるのです。 あごの健全な発育・成長こそ、よい歯並びを生み出す最も大切な条件に違いありません。ぜひよく噛む習慣をお子さまに見つけてさせていただきたいものです。

 

5.口を使った遊びを教えてあげる

実は、子どもたちは口を使った遊びが大好きです。そして、この口を使った遊びは、歯並びをよくするための最適なトレーニングのひとつにもなるのです。 まず、ストローを使ってブクブクする遊びからはじめてください。

使ったことのないお子さんには意外に難しいこのストローのブクブク遊び。ストローの周りの隙間をなくすように唇を突き出してストローをくわえ、口のなかで舌を丸めながら引っ込ませ、口から息を吐くのですが、普段口をきちんと閉じていないお子さまには難しいのです。

けれど、できるようになればストローでブクブクするだけでも楽しいのです。ストローでブクブクするのができるようになったら、次はシャボン玉遊びです。口をすぼめて息を静かに吐き吹くことができないとシャボン玉はうまく膨らんでくれません。

口笛を吹くとか、紙風船に空気をいれたりとか、風船ガムとか、口を使ったさまざまな遊びを通じて自然にお口のトレーニングになるのです。

口を閉じるという簡単なこともにらめっこのなかで練習できるのです。 ひとりでもできる遊びですが、お母さまがいっしょにやってさしあげることで、お子さまも楽しみながら遊びながら、歯並びをよくするトレーニングができるのです。

 

まとめ

親御さんの歯並びが悪いから、その身体的特徴が遺伝してお子さまの歯並びも悪くなるとあきらめないでいただきたいのです。

むしろ遺伝するのは、身体的特徴ではなく、生活習慣だったりします。生活習慣ならば改善することはいくらでもできるはずです。遺伝だか仕方ないとあきらめずに、お子さまの歯並びをよくするための生活習慣をお子さまといっしょに培っていただきたいのです。

遺伝的要素ももちろん否定できないことですが、遺伝だけで歯並びが決まるわけではないということを親御はしっかりとご理解いただき、お子さまの生活習慣の改善に努めていただたいのです。

ちょっと待って!! 未来歯科の見解もお読みください!

「妊娠期から始まるお子さまの歯並び」について

妊娠中からお母さんの姿勢が悪かったりしますと、お子さんは母体内にいる時に、足を投げ出すような姿勢でいることがあります。

それが頭の形とか、首の形、それから脊柱の形とか股関節の形を決めてしまいます。

その中に歯並びも存在しますので、そういったことを考えますと、悪い歯並びを防ぐためには、お母さんの姿勢から入ってもらうのが大事だと言えます。

「0歳児からの歯並び教育は口唇感覚から」について

赤ちゃんの口を見て、閉じていれば正常な安静位です。

お母さんが抱いている時とか寝ている時は唇が必ず閉じていることが条件になります。

ですから、もし唇が閉じない場合は、下唇に指を触れてあげるとかしてあげると良いでしょう。

まず、唇っていうのは細部の器官と言われているので、死ぬまで大事な一番敏感な場所ですのでしっかりと鍛えてあげてください。

「離乳食と歯並びの関係」について

離乳食なのですけども、例えばペースト状の食べ物を与えている場合は奥で噛んでしまう状態、ただの飲み込み現象なんですね。

ですから、乳児嚥下と言われる舌を出してしまって飲み込んでいく、ただ吸うだけの癖を付けてしまうことになりますので離乳食は離乳と考えずに補食という考え方で食べさせてあげるとよろしいかと思います。

 少なくとも、もしスプーンで与える、出来ればスプーンではない方がいいのですけれども。それこそ指で掴んでもらうとか箸で持って、ちょっと与えてあげるとか。

その方が離乳食と言われるよりも補食にとってはいい訳ですね。
あとは手で自分で掴みにいくとか。

それが補食なのですけれども、スプーンで与えることによっていま離乳食が歯並びに影響を与えると言われています。

もし、スプーンで与える時は下口唇。下の唇にちょっと触れるようにしてから。子どもさんが前にいく姿勢ですね。食いに行く、という状態になってから食べさせてください。

「離乳後のおしゃぶりは厳禁」について

離乳後ではなくて断乳後だと思われますが、いわゆる卒乳とか断乳といわれるDという歯が生えた後ですね。

Dというのは前から数えて4番目の歯です。乳剣歯が生える前までに生えてくる歯がありますが、だいたい1歳2ヶ月から1歳半くらいまでにこの歯が生えてきますこれが生えてくると何でも食べられる状態になります。

その時までおしゃぶりをしている場合は、子育てを見なおす必要があります。

おしゃぶりが与える悪影響について

おしゃぶりの輪っかの部分、ちょうど唇にあたる部分を吸いこんでいますと、唇の形が変形したりします。
唇の形が変形するほどにおしゃぶりを与えない方がよろしいかと思います。

乳児嚥下という段階は、先程言った1歳半くらいのDという歯が生えるまでです。これは赤ちゃんは舌を出してただ吸うだけの段階です。

息をうまく吐くことも出来ませんし、噛んで飲み込むことも出来ない状態ですから、おしゃぶりがそのまま続いてしまうと唇の形や、上顎を異常に発育させることにより、出っ歯の原因になってきます。

お子さまの指しゃぶりを辞めさせることについて

いままでは、お子様の指しゃぶりを辞めさせる方法はほとんど無かったと言われました。

現在では指よりも大きなもの、お母さんの指を与えてあげるとか。例えば大きなシリコン製のおしゃぶりというよりも水鉄砲みたいなものですね。

大きなクジラとか、そういうのを持たせてあげることによって、手で持ったものを口の中に持ってくる現象、原始反射を使った指しゃぶりの方が良いとされています。

もう一つは、指しゃぶりという癖をとってあげる。他の癖をつくってあげる訳ですね。指を入れようとしたらくすぐって笑わせてあげるとか。癖をとるために新しい癖を作らせるという、リマインダー効果を使います。

「お子さまによく噛む習慣を身につけさせる」について

よく今の子たちは噛む習慣が無いと言われますが、噛む習慣を身に付けさせるには、まず足をしっかり着かせて食べさせることが大事です。

また、補食のパターンを身に付けさせると噛む習慣は身に付きます。いわゆる離乳食の食べ方ですね。歯が生える前から噛む習慣、食べ物の味を教えてあげると良いでしょう。

掴んで唇にあてて、口の中に入れて、味を見分けていくという。補食のパターンを身に付けさせると噛む習慣は身に付きます。

筋肉を鍛える訳ですね。口の周りの筋肉を。食べる時以外にも、口を使って遊び方を教えてあげるのも良いでしょう。

口の中を触れてあげたり、唇を触れてあげたりすることによって、口の周りの筋肉を上手く使ってもらう補食をさせてあげることが出来るようになります。

全体を通して

分かっているのは、まず鼻で呼吸して舌が上顎にペタンとくっつくような、良い姿勢をとってあげることが大事なことですよってことですね。

ですから、この姿勢は目が大きく開いて、鼻がしっかり呼吸できて、唇が完全に閉じている。いい顔つくりです。

中顔面の発育はこの呼吸と飲み込みが出来る姿勢をとってあげることが大事です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントを残す

*