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赤ちゃんの歯並びが気になったら、まず歯の名前と役割を知ろう

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赤ちゃんの歯並び

自分の歯のどこまでが前歯で、どこからが奥歯なのかご存知ですか?
前歯と奥歯の違いは何か知っていますか?

歯の健康に興味がある方でも、歯の種類や役割についてはあまり知らない方が多いのではないでしょうか。

人間には乳歯が20本、永久歯が32本生あります。これらの歯にはそれぞれに名前が付いていて、役割があります。

それをしっかり理解することは、歯の健康のためにとても有意義なことです。そこで今回は、歯の種類と役割についてご紹介します。

1. 人間には“3種類の歯”がある!?

舌を使って口の中で歯をなぞってみると、歯には色々な形のものがあることがわかります。それらを大きく分類すると、顎の前の方に並んでいる「平ったい歯」、その隣に「尖った歯」、口の中の奥の方に「切り株のような歯」の3つの種類があることがわかります。これが歯の基本的な形状です。

正しい名称で呼ぶと、「平ったい歯」は「切歯(せっし)」、「尖った歯」は「犬歯(けんし)」、「切り株のような歯」は「臼歯(きゅうし)」と呼びます。

2.噛むことだけではなく、美観や発音にも影響を与える「切歯」

「切歯」とは、いわゆる「前歯」のことです。具体的には顎の真ん中から2番目までの歯を示し、上下合わせて8本あります。

口の中央最前部に生えている切歯を「中切歯(ちゅうせっし)」と呼び、その横に生える切歯を「側切歯(そくせっし)」と呼びます。

これらの歯は包丁やノミのように薄く、食べ物を噛み切る働きがあるため、「切る歯」という意味で「切歯」と名付けられました。

切歯は口に入った食べ物を捕らえ、噛み切って、咀嚼しやすくするという重要な役割を担っていますが、それだけではありません。歯の最前列に並び、最も人目につく歯であるため、美観や表情にも大きな影響を与えます。

とくに、上あご最前列の中切歯は切歯の中で最も大きく、顔の印象を左右するほどの存在感があります。また、発音にも関係の深い歯であり、切歯が健康でないと正しい発音ができなくなります。

3.ドラキュラの牙のもと!?食べ物を引き裂く「犬歯」

顎の真ん中から3番目、「中切歯」「側切歯」の次に位置するのが「犬歯」です。上下合わせて4本あります。この歯は先端が尖ったクサビ型をしており、その形状から食べ物を引き裂くような役割を担います。

動物の牙を思い出していただくとわかりやすいかもしれません。人間なのに「イヌの歯」という、ちょっと変わった名前が付いているのも、この牙から連想されたもののようです。

ドラキュラの牙も犬歯が発達したものかもしれませんね。そのほかに「八重歯」や「糸切り歯」などとも呼ばれます。犬歯は全ての歯の中で最も長いと言われ、歯根も顎のなか深くに埋め込まれています。

そのため歯槽膿漏などによっても比較的抜け落ちにくくなり、他の歯よりも寿命が長い傾向にあります。犬歯は噛み合わせにも重要な役割を負っています。何らかの理由で犬歯が支えるべき力を受けられないと、歯ぎしりなどの噛み合わせの問題の原因となります。

4.食べ物を砕き、すり潰す「臼歯」

顎の真ん中から4番目以降、「中切歯」「側切歯」「犬歯」のさらに奥に並ぶのが「臼歯」です。「臼のような歯」という名前の通り、食べ物を細かくすり潰す役割を担っています。

また、噛んだり、砕いたりと、咀嚼に関するさまざまな用途で活躍します。臼歯の本数は乳歯時代が2種類・上下で合計8本ですが、永久歯になると5種類・上下で20本と、本数が大幅に増えます。

乳歯の時には、この二つの臼歯を「第一乳臼歯」「第二乳臼歯」と呼びますが、永久歯になってからは前方の2本を「小臼歯」とし、それぞれ「第一小臼歯」「第二小臼歯」と呼びます。

また、奥側の3本を「大臼歯」とし、「第一大臼歯」「第二大臼歯」「第三大臼歯」と呼びます。臼歯には、歯の根っこが二つや三つにわかれているものがあり、食べ物をすり潰したり噛み砕いたりする際の大きな圧力をしっかりと受け止められる構造になっています。

5.一風変わった第三大臼歯「親知らず」

奥歯の最も奥にある「第三大臼歯」は、別名「親知らず」と呼ばれています。上下に合計4本ある第三大臼歯は大人になってから生えてくることが多いのですが、人によっては生えなかったり、生える歯と生えない歯がある場合もあります。

また、生えてきた時でも顎のなかにこの歯が生えるための十分なスペースがないことが多く、歯肉が被さったままだったり、他の歯を押し出して突出してきたり、横向きに生えたり、傾斜して生えるようなことがよくあります。

このような歯は、第二大臼歯との間に歯垢が溜まりやすく、また、その歯垢を取り除こうとしても歯ブラシの毛先が届きにくい場合が多いため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。抜歯をすすめられる場合もありますが、早めに診断し、歯の状況を正確に把握することが大切です。

6.歯の呼び方は「前から順番」に

このように、永久歯は8種類・32本、乳歯で5種類・20本の歯がありますが、ここで一度歯の種類を整理してみましょう。
まず乳歯の場合です。顎の前から順番に並べるとこうなります。

<乳歯>
【A】乳中切歯
【B】乳側切歯
【C】乳犬歯
【D】第一乳臼歯
【E】第二乳臼歯

この順番で上顎・下顎・上下左右で計20本が永久歯です。
続いて永久歯です。

<永久歯>
【1番】中切歯
【2番】側切歯
【3番】犬歯
【4番】第一小臼歯
【5番】第二小臼歯
【6番】第一大臼歯
【7番】第二大臼歯
【8番】第三大臼歯(親知らず)

この順番で上顎・下顎・上下左右で計32本が永久歯です。

もうお気づきになったと思いますが、歯の頭にふった記号が乳歯は前から「A、B、C、、、」とアルファベットになっていますが、永久歯は「1番、2番、3番、、、」と番号になっています。これは、日本の歯医者さんがよく使う呼び方です。

ポイントは最前部の中切歯から奥へ向けて順番に名前が付いているということです。歯科検診などで歯医者さんが助手の方に「右上1番」と言ったら、それは「上顎、右の中切歯」という意味です。

一般の方がこの呼び方を覚える必要はありませんが、特定の歯を示すのに「前から00番目の歯」と表現すると歯医者さんに正しく伝えられるので覚えておくと良いかもしれません。

歯の名前

まとめ

人間の歯は一見同じように見えますが、その役割は一つひとつ異なっています。口に入ってきた食べ物は、ただ噛んで、飲み込むわけにはいきません。

食べやすい大きさに噛み切ったり、柔らかくなるように噛み砕いたり、硬い繊維質があれば引き裂かなくてはなりませんし、より消化がしやすいようにすり潰すことも大切です。

このような機能を「切歯」「犬歯」「臼歯」が組み合わさることによって可能にしているのです。

乳歯は全部で20本、永久歯が全て生えると38本と、人間は多くの歯を持っていますが、それぞれに固有の役割があるわけですから「2〜3本なくなっても大丈夫」というわけにはいかないのです。歯は全員のチームワークでパワーを発揮しているのです。

また、歯には「食べ物を噛む」こと以外にも、いろいろな役割があることがわかっています。

「中切歯」の役割のなかで「正確な発音」に影響を与えることにふれましたが、このほかにも、見た目の美しさ、表情の形成、顔の形を整えるといった美観的な役割があります。

また、スポーツ選手などでは、しっかり噛みしめることのできる健康な歯がないと、力が発揮できないといわれます。

このほか、健康な歯でしっかりと咀嚼することができれば、脳の働きを活性化し、子供の発育を促すとともに、老化の防止にも役立つと言われます。

小さな歯に託された大きな役割を思い出して、子供も大人も歯を大切にしたいものですね。

ちょっと待って!! 未来歯科の見解もお読みください!

赤ちゃんの歯は、生後五ヶ月から六ヶ月、遅い子でも十ヶ月くらいで下の前歯から生えてきます。

この歯は乳歯といいますが、奥歯が歯が生えてくるまでの間に補食という段階を経て物を取ってくることを覚える時期でもあります。下の前歯が二本生えてきて、その時に唇にあてて物を掴んでくる。物を掴んで唇にあててボロって落としてしまったり。そうやって噛み方をや物を取ってくることを教えるのがこの時期です。

それから奥歯、前から数えて四番目の歯。この歯が生えてくる時はちょうど断乳の時期、ほとんどのものが食べられると言われます。

歯の生え方は、背骨の状態、口の中のボリューム感、さらには顔の発育にも影響を与えます。

口の中は「中顔面の発育」と言いまして、目・鼻・口の発育が同時に進行しています。

例えば目線が上に上がっていない子は歯を食いしばってしまったり、鼻で呼吸できなくなったり、また、鼻詰まりがある子は口の中の異常を訴えることもあります。

ですから、お口の中を見るときには、目・鼻・口、足がしっかり着いているかを同時に確認すると良いでしょう。

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