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あごの成長にみる、歯並びの悪い要因3選

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歯並びの悪い原因

このページでは、歯並びが悪くなると考えられる原因について子どものあごの成長から3つの因子を説明していきます。

1、あごが小さくなった原因は何か

食習慣の変化によって、子どものあごが急激に小さく細くなってきています。このあごが小さくなってきていることが、歯並びや噛み合わせが悪くなってきている一番の原因となっています。

永久歯が生えてくるときに、あごの奥行きが十分に成長していないと窮屈でまっすぐ生えてこないということが、歯並びや噛み合わせが悪くなる一番の原因となっています。

それでは、なぜ、あごの骨の成長が悪くなり、小さなあごの子どもが増えてきたのでしょうか。 昔の穀物や野菜(とくに根菜)、小魚などが中心となっていた食事では、硬くて飲み込むまでに何度も噛まなくてはいけませんでした。

そのため、子どものころから噛む動作がしっかりと行われ、あごの骨も丈夫に成長していました。

しかし、戦後だんだんと日本の食生活も欧米型に近づいていき、子どもの食事も軟らかく調理されてあまり噛まなくても飲み込めるものが増えてきました。

スパゲッティ、ハンバーグ、カレーライス。こういった子どもが好きな食べ物は、栄養価も高いし、美味しく食べられるという面では良いのですが、噛む動作によってあごの成長を促進する働きにとってはあまり良いとは言えないのです。

毎日行われる何百回、何千回という噛む動作、関節や筋肉の発達にとっても重要なことなのです。こうした食生活の原因とともに乳幼児期の習慣の変化もあごの発達に影響があると考えられます。

それは、粉ミルクを哺乳瓶で飲む赤ちゃんが増えたことと、離乳時期が早くなったことが関係しています。母乳を飲むためには、あごをしっかりと動かさないと飲めないので、自然とあごが発達します。

しかし、最近では母乳を与えるより哺乳瓶で粉ミルクを与えるお母さんが増えてきているので、赤ちゃんはあまりあごを動かさないでもミルクを飲むことができる様になりました。

また、欧米式の育児法が日本に入ってきた影響で離乳の時期が以前より早くなる傾向があって、乳幼児の段階からあごの発達は悪くなってきているのです。

その一方で、先天的な原因、つまり遺伝子が原因になってあごの骨が小さくなってきているという考え方もあります。例として出されるのが「ハプスブルグ家のあご」です。

これは、ハプスブルク家というオーストラリアの王家の人達のあごの特徴が似ていることから考えられた説です。王家の歴代の肖像画のなかで、あごが突き出た「受け口」の人が多いという傾向から、「受け口」が遺伝によって起こるとされている推論なのです。

歯科医のなかには、噛み合わせやあごの骨の形状は、この例のような遺伝的要因が大きく左右すると考えている人もいます。

しかし、王家の人達は似た環境の中で同じような食習慣を共有していたという考え方もできます。 王家ですから代々同じような食生活をしてきたので、同じようなあごの成長になったとも言えるのです。

しかし最近になって急激にあごの華奢な子どもが増えてきている事実は、遺伝的な原因からだけでは説明できません。

こうした急激な変化は、わたくしたちの食生活を中心とする後天的な原因によるものだと説明する方が理にかなっているのではないでしょうか。

小学生になる前の子どもを持つ保護者の方には、歯やあごの健康のために食事にも注意をはらっていただくことをお勧めいたします。

小魚や根菜類などのよく噛む必要がある食べ物もメニューに入れてしっかりと噛む作業の大切さを教えてあげることです。

しかし、その前に大切なことがあります。それは、今の時点で子どもの噛み合わせがきちんとしているかどうかを一度診察することです。

もし、すでに噛み合わせが上手くいっていない状態だと、噛めば噛むほど歯やあごの骨に負担がかかり、あごの関節まで傷めてしまうことになります。

「出っ歯」や「受け口」、「八重歯」や「乱ぐい歯」といったひと目でわかる症状の場合、ほとんどはあご関節が不自然な動きを強いられています。

ひどい場合は、あごを動かすとガクッと音がしたり、口を大きく開けられなくなったりしてしまいます。

自覚症状が少ない場合でも、あごの関節のゆがみが、首や顔の各部に影響したり、ストレスとなって様々な病気の引き金になることもあるのです。

あご関節のゆがみを予防する意味でも子どものうちに矯正歯科診療を受けることは大切になって来るのです。

小学生の間では、将来の予防のために、一度矯正歯科の診断を受けることをお勧めします。

歯並びや噛み合わせを治すのは、十代(とくに小学校高学年〜中学生)のうちがもっとも効果的です。歯や骨格が成長している途中なので、より理想的な治療が可能になります。

また、噛み合わせが悪かったり、あご関節がずれている期間が短いほど、治療の期間も短くて済みます。それに歯や歯茎、あご関節などは傷みが進まないうちに治療しておかないと、もとに戻りにくくなったり、治療が難しい状態になったりしてしまいます。

2、あごの成長と永久歯のバランス

人は赤ちゃんのころから生え出す乳歯が三歳頃にはそろって、六歳頃からは永久歯が順番に生えてきます。

この順番は遺伝子によって決められていて、人が生きて行く上で必要度の高いものから生えてくると考えられています。

そのなかで最初に生えて来るのが六歳臼歯と呼ばれている乳臼歯の奥から生えてくる歯です。この歯はしっかりと食べたものを噛み潰す役割りを持っていて、消化のためにとても重要ななので一番最初に生えてきます。 この六歳臼歯が生えて来る時に、あごがしっかりと成長していないと問題が起こるのです。

あごの成長が悪く奥行きが足りないと、六歳臼歯がまっすぐに生えることができません。 乳歯の奥歯が邪魔になって、生えてこようとする六歳臼歯に根っこの部分を押されてしまいます。

斜め後ろから生えてこようとする六歳臼歯に押されて、乳臼歯は前の方に徐々に傾いていきます。乳臼歯が前に押されて傾いてしまうとまだ顔を出していない状態の次に生えてくる永久歯(小臼歯)も同じように傾いてきます。

同じように奥の歯が隣の歯を少しずつ斜め前に押して行くことになります。

十年ほど前までは、六歳臼歯のひとつ奥の歯、つまり十二歳臼歯が生えてくるときに六歳臼歯が前に押し出されて傾き、歯並びや噛み合わせが悪くなる早期の原因の一つになっていました。

十年ほど前には六歳臼歯が生えるスペースが取れるぐらいには、まだあごは成長していたようですが、もう一つ奥の十二歳臼歯が生えるほどには成長していなかったということです。

そのため、十二歳から数年間に歯並びや噛み合わせについて問題が出ていたようですが、現在では六歳ぐらいからと非常に低年齢化してきているようです。

六歳臼歯が傾いて生えてくるのに十分なスペースがないあごの小さな子どもは、十二歳臼歯が生えてくると、いっそう歯並びや噛み合わせの狂いが大きくなってきます。

矯正歯科の診察を一度受けることをお勧めするのは、歯並びや噛み合わせの狂いが、「低年齢(六歳ぐらい)から進行してきている」、「症状が深刻で、あご関節症にまで進行してしまうケースが増えてきている」からなのです。

3、前歯の歯並びの悪い原因は奥歯にある

六歳臼歯や十二歳臼歯が生えてくるときに、隣にある前の歯が根っこの部分に圧力を受けて傾いていきます。 すると、その一つの前の歯も傾いた歯の影響を受けてやはり前の方に傾いてきます。

そして1本ずつ前へ前へと傾いていきます。両方の奥歯から押されてきて、もっとも影響を受けるのが前歯の部分です。

つまり、出っ歯や受け口という前歯の悪い歯並びの原因は奥歯にあるのです。奥歯から「おしくらまんじゅう」された前歯が外側に飛び出してしまった結果というわけです。

奥歯は、前から順番に六歳臼歯、十二歳臼歯、親不知と並んでいます。

横からのレントゲン写真を見るとよくわかるのですが、前歯が出っ歯や受け口、乱ぐい歯となっている人は、例外無くこの奥歯が傾いて後ろから前の歯を押しています。

六歳臼歯や十二歳臼歯が生え出す段階で、すでに前の歯を押している場合には、親不知が成長してくるころには、症状はさらに悪化してしまいます。

すでにおしくらまんじゅうされている歯にいっそう大きな力が加わってしまうからです。

つまり、見た目の歯並びというのは、噛み合わせやあご関節の不都合をわかりやすく教えてくれるサイン(警告信号)担っているわけです。

ちょっと待って!! 未来歯科の見解もお読みください!

「顎が小さくなった原因」について

顎が小さくなったのは、現代病と言われる身体を使わなくなった、動かなくなった為に起こった現象です。

顎だけじゃなくて、他の部分。例えば小指。それから全身の背骨の状態ですね。

そういったもののほか、骨の中の粗造が最近目立つようになっていますけど、骨折して治りにくい子どもたちも増えているんです。

ただ、顎だけが退化した訳ではなくて、他の全身も現在退化しています。この原因は筋肉をうまく使わなくなったことによって起こるのが原因です。

そしてもっとその前にある大きな原因は、息食動想環(そくしょくどうそうかん)と言いまして、息は呼吸・食事・動は動き・想は想念ですね、考え方。あとは環境の問題です。

この5つが全部合わさって出来たものが顎が小さくなってきた原因と考えられます。

「顎と永久歯のバランス」について

まず最初に乳歯が生えてくる前に乳歯の間には霊長空隙(れいちょうくうげき)とよばれる隙間ができますが、この霊長空隙が無い場合もあります。

発育空隙と言いまして、霊長空隙以外のすき間もどんどん発育してきます。その時に正常な子供だとだいたい4歳で上で乳歯と剣歯の間が7.5ミリくらい余裕があると永久歯が並ぶ余裕がありますよと謳っています。

それから下の顎のおいては4.5ミリですから、だいたい前歯2本分ぐらいの上下に余裕があると4歳で永久歯は並ぶと言われています。

ですから、顎の成長というのは3歳から5歳の間に大きく成長して、永久歯を迎え入れるようになるのが、前歯の状態なんですね。

前歯の永久歯が出来る状態を5歳か6歳までの間に作り上げてしまえば、必ず永久歯が並ぶということが分かっていますが、お母さん方はそこまで見ていないことが多く、見逃されてしまっているために起こってしまっている現象と言えます。

「前歯の歯並びが悪くなる原因」について

前歯の歯並びが悪くなる原因というのは上顎骨の発育にあります。

特に前歯の部分は成長曲線からいいますと6歳でストップしてしまいますので、6歳までに顎が大きくなって永久歯を迎えるだけの余裕がない場合は、前歯よりも後から生えてくる奥歯の方も歯並びが悪くなります。

ですから、前歯が並ばないことによって起こります。

これは中顔面の発育といいまして、鼻と目と口が同時に発育していますから良い顔・カッコいい顔になっていればいわゆる発育がいいと言われます。

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